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3.文法定義の表記方法について
3.1 表記記号について
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(1) “<” , “>” で囲まれた単語 |
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BSDLで使用される文法要素 |
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(2) “{” , “}” で囲まれた要素 |
: |
0個以上の要素を含みます
(要素をふくまない場合もあります)。 |
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(3) “[” , “]” で囲まれた要素 |
: |
0又は1個の要素を含みます
(要素をふくまない場合もあります)。 |
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(4) “「” , “」” で囲まれた要素 |
: |
順序にかかわらず表記可能です。 |
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(5) “|” |
: |
前後の要素は二者択一で使用されます。 |
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(6) “::=” |
: |
前の要素は後ろの要素で定義されます。 |
3.2 構成要素
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(1) <VHDL identifiier> |
: |
“2.2 単語” で定義される有効な識別子 |
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(2) <integer> |
: |
符号無し数字から構成されるVHDL integer |
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(3) <real number> |
: |
<integer>.<integer> 又は <integer>.<integer>E<integer> で表記されるVHDL real number。全ての文字列に空白文字を含んではいけません。 |
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(4) <pattern> |
: |
1つ以上の 0,1,X の文字から構成されるステートパターンを示す表記です。全ての文字列に空白文字を含んではいけません。0は“Low State”を、1は“High Stateを、Xは”Don‘t Care“を示します。 |
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(5) <32−bit pattern> |
: |
32bit <pattern> 文です。 |
3.3 共通要素
(1) <port ID>
port ID は外部信号とインターフェスを行う信号の名称を定義します。<port ID>は以下の構文で定義されます。
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<port ID> |
::= |
<port name>|<subscripted port name> |
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<port name> |
::= |
<VHDL identifiier> |
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<subscripted port name> |
::= |
<VHDL identifiier>( <subscript> ) |
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<subscript> |
::= |
<integer> |
(2)<instruction name>
instruction name はこのスタンダードで定義されたインストラクション名又はデバイスメーカーによってつけられたインストラクションを示します。
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<instruction name> |
::= |
BYPASS|CLAMP|EXTEST|HIGHZ|IDCODE|INTEST|RUNBIST|SAMPLE|USERCODE|<VHDL identifier> |
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